設立の目的

 近年、科学技術は深く広範に私たちの生活を支え、あらゆる事柄に影響を与えていますが、科学技術が健全に社会に根付くためには多くの問題があることが改めて認識されています。たとえば、高度な専門能力を持つ熟練退職者が毎年大量に発生する一方で、若年層の科学技術離れが危機感をもって叫ばれています。また、産業構造の重層化と経済優先の中で、人材の不足や安全意識の低下も危惧されています。
 こうしたことから、当科学技術社会研究所は科学技術者の持つ熟練技術を社会的に継承するための事業を行い、それを以って専門技術を広く社会に還元するとともに、その活用と拡大を図ることを目的として、平成16年11月に設立されました。さらに、専門的な技術を必要とする人々に対してアドバイスや実地指導などを行い、それを通して社会教育の推進を図り、広く公益に貢献することをも目的としています。


              
活動と事業
 
 以上のような目的を達成するために、次のような特定非営利活動を行うこととしています。

 (1)社会教育の推進を図る活動
 
(2)科学技術の振興を図る活動
 (3)情報化社会の発展を図る活動
 
(4)職業能力の開発、または雇用機会の拡充を支援する活動

 これらの活動に係って、以下のような事業を実施することとしています。

 (1)科学技術者の持つ熟練技術を社会的に継承するための教育普及事業
 
(2)熟練技術に関する情報発信事業
 (3)熟練技術の継承と活用、および拡大を探るための調査研究事業
 
(4)専門的な知識や技術を必要とする人々に、アドバイスや実地指導などを行う事業
 (5)その他、目的を達成するために必要な事業

 現在、特定非営利活動法人科学技術社会研究所では、科学技術の知識を専門家だけのものとせず、 広く社会が共有し、人々全体の真の幸福に寄与させることを目指して、科学技術情報を一般市民のものとすること、新旧年齢層間での技術継承を確実なものにすること、専門技術をデータベース化して広く社会に提供すること、などに向けた具体的活動(定例研究会、公開セミナー、講演会、インターネットによる情報発信、および恒常的な専門技能供与事業など)を行っています


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